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研究会活動

研究活動

分科会 終了した分科会

システム技術分科会
ネットワークを含む情報システム全体の構築/利用/運用に関して、事例/取り組み紹介等を通して、最新技術の研究、情報交換、問題解決のための討議を行う。
教育環境分科会
教育環境におけるICTを活用した教育手法や普及の仕組み、およびその段階で発生する問題点とその対応策について検討する。また、システムの教育活用だけでなく、研究室内での諸活動に関するシステム環境についても検討する。
科学技術計算分科会
科学技術計算分野における情報システムの構築/利用/運用に関して、事例/取り組み紹介等を通して最新技術の研究、情報交換、問題解決のための討議を行う。
合同分科会
上記3分科会やWG活動の相互連携の場として年1回開催する。

WG 終了したWG

生体データと行動データの動的解析WG [2022年1月〜2023年12月]
 2000年以降LMS (Learning Management System) が徐々に発展し、そこに蓄積された学習データを用いた学習分析 (Learning Analytics) が行われるようになってきた。これは学習データを教授者自らが分析したり、分析結果を学生にフィードバックすることにより教育の高度化をはかるものである。ここで使われるデータは、LMS上の活動を記録したもの、またそれを評価したものであり、学生のクリックや入力を基本単位としている。
 一方、加速度、脈拍、脳波など様々な観点から学習者の状態を測るセンサーが利用しやすくなってきて、前記のLMSなどと比べるとはるかに細かな単位の測定データ(生体データ、行動データ)を入手できるようになった。これらは学習者の状態を、いわば低水準で測るものであり、それらが学習活動にどのように影響するかというところから関係を知る必要がある。しかし、仮にそれが得られたとしたらこれまでよりもはるかに解像度の高い学習分析ができるようになるだろう。
 本WGでは現在利用可能な各種センサーについて調査し、それらを使って先行研究をおこなっている研究者と連携することで、これらの生体データや行動データの学習分析への応用を展望するものである。ここでの結果から科研費プロジェクトを立ち上げられることを期待している。
5G時代の可視化技術研究WG [2020年12月〜2022年11月]
 2020年3月まで活動した汎用VRシステムの活用研究WGでは、ゲーム開発エンジンやヘッドマウントディスプレイなどのゲーム業界で先行する可視化技術が幅広く科学技術・教育分野に活用できる可能性を秘めていると考え、それら入力/出力デバイスやプログラム開発基盤を、科学・工学や生物学、医療、防災を含む人間社会科学など、様々な科学技術分野や教育現場などで活用するために、インフラとする技術情報、および、活用ノウハウを調査した。その結果、データ可視化の開発技術の現状、ゲーム開発エンジンUnityを用いた標準的なワークフローやデータのインポート・マッピング法、現状のデバイスの紹介、さらに新しい可視化手法や活用方法、コンテンツ開発の際の具体的な課題及びその解決方法例、WG参加研究者による可視化事例を報告書としてまとめた。
 先のWGで行ったUnityの調査・研究の成果をもとに、本WG「5G時代の可視化技術研究WG」では、Unityを用いた具体的なアプリケーションの作成を行い、公開する。さらには、5Gのような高速ネットワークは可視化の活用環境を大きく変えると考え、それら高速ネットワークを可視化技術に応用するための調査及び研究を行う。シミュレーションなどのデータ解析に応用するためのアプリケーション開発と、高速ネットワークを活用するため調査研究を通じて、先進的な可視化研究開発の基盤について、インフラとする技術情報、および、活用ノウハウ、俯瞰的な情報の提供も行う。
 UnityやUnreal Engineに代表されるゲーム用の開発エンジンを使った可視化アプリケーション開発のための関連書籍やインターネット上の情報はゲーム開発用の情報ばかりであり、ゲーム開発以外の分野に適用するための情報は不十分である。具体的なデータの読み込み方法など、ゲーム分野以外で実際の開発に必要となるノウハウ(特に、解説書では見過ごされがちなTipや失敗談など)をまとめながら、具体的なアプリケーションの開発を進め、公開を行う。
 また、これまでにもレンダリングと表示をリモートとローカルに分けて可視化を行うアプリケーションが開発されてきたが、リモートとローカルを接続するネットワークがボトルネックとなり、実用に耐えるものではなかった。しかし、5Gでは低いレイテンシー、高速で大容量のデータ転送、多地点での接続が可能とされ、これまでのボトルネックが解消されることが期待される。本WGでは、5Gと既存のネットワーク技術との比較やVR装置の無線化での利用など、可視化技術に5Gを応用するための調査・研究をする。5Gを活用した大容量データの可視化が科学分野以外へ波及するための提言を行いたい。
A64FXシステムアプリ性能検討WG [2020年11月〜2022年10月]
 スーパーコンピュータ「富岳」が本格運用に迫り,多種のスーパーコンピュータがメニーコアCPUを採用しメニーコア時代に突入している。
 アプリ研究開発者にとっては、いまだに大規模コアの有効利用には様々な困難が伴う。その問題解決のためには、コンパイラ等のシステムソフトウェアと協調して性能最適化を行う知識と技術が利用者に求められるほか、システムソフトウェア自体の自動性能チューニングも必要である。
 そこで本WGでは、A64FXのARMプロセッサ環境、及びポストFX1000を視野に入れた環境を対象に、コンパイラ、メッセージ通信ライブラリ、性能解析ツール等の改善点について議論し、そのノウハウの集約と共有を行う。

タスクフォース終了したタスクフォース

タスクフォース「学術機関における研究教育データの長期運用管理のあり方」 [2020年7月〜2022年6月]
オープンサイエンスの国際的な活動が急速に進展している。日本においても重要な政策と位置付けられており、データ管理計画(DMP:Data Management Plan)の 義務化や研究データ管理(RDM:Research Data Management)に適したインフラ整備が現実に迫ってきている。このような背景の中、様々な検討会や研究会が設立し、ガイドラインなども提供されつつある。一方で、求められる情報インフラの導入・運用・管理が限られた予算と時間、そして人材不足により十分にできていないのが現状である。
これからの学術機関は、学位証明、教育データ、研究データなど膨大かつ増加し続ける研究教育データを組織的に長期間かつ安全に管理し、ユーザの要望に応じて柔軟かつ迅速に保存・公開・共有・非公開ができることが必要不可欠になる。
本タスクフォース「学術機関における研究教育データの長期運用管理のあり方」では、増加し続ける研究教育データと高度化・複雑化する社会連携に貢献し続けるべく、十年以上に渡って研究教育データを管理する際に学術機関として達成すべきミッションを情報技術やシステム運用管理の観点でデザインする。そして、その要件を満たす情報インフラの仕様、運用管理の在り方、関わる組織・人材について制約なしに検討し、学術機関の経営層に向けた提言としてまとめることを目標とする。

研究会運営活動 終了した研究会運営活動

会議

総会
正会員で構成され、原則毎年1回開催する。事業計画・報告、予算・決算、役員の任免、会則の制定、および幹事会において必要と認めた事項についての審議を行う。総会議事の他、招待講演や特別報告等が同日実施される。
幹事会
会長、副会長ならびに幹事により構成され、総会の議決事項の執行、会員の入退会、会の運営に関する事項、および会務の執行に関する重要事項についての審議を行う。

委員会 終了した委員会

活動推進委員会
これからのSS研活動のあるべき姿、将来ビジョンについて継続的に検討し、その実現のための制度設計から実際の活動企画、トライアル実施、評価までを行うことで、新しいSS研活動をインキュベートする役割を担う。

プロジェクト 終了したプロジェクト

他団体との連携活動

情報戦略フォーラム
SS研および私立大学キャンパスシステム研究会(CS研)、国公立大学情報システム研究会(IS研)の3研究会は活動の連携を行っている。その一つとして、富士通主催の情報戦略フォーラムを3研究会が後援して実施している。
実施報告を富士通サイトのユーザー会活動に掲載。
HPCIコンソーシアム
一般社団法人 HPCIコンソーシアムの理念「我が国の計算科学技術振興の中心となり、世界最高水準の成果創出と成果の社会還元を目指して協力して活動すること」に賛同し、アソシエイト会員に登録(2013年8月30日付)。活動に協力するとともに、情報交換/情報収集によりSS研活動の活性化を図る。
HPCIコンソーシアムWebサイト

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情報発信

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