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アンケート結果
合同分科会 2014年度会合 [開催済]
溶け込んでいく情報

漫画版レポート[3.3MB]   講演資料の一括ダウンロード[27.3MB](オープン資料のみ)
日時 2014年
10月30日(木) 分科会・展示 9:00-17:50/ 懇親パーティ 18:30-20:30
10月31日(金) 分科会 9:00-12:40
場所 ホテルオークラ神戸map 1階「松風」
※宿泊の手配は各自でお願いします。事務局での代行手配は行いません(講演者/企画委員を除く)
参加対象 SS研会員
参加費 分科会:\2,000(2日間共通) / 懇親パーティ:\3,000
参加申込み
終了しました
展示(30日(木))
出展申込み
終了しました
展示一覧
その他
  • 本会合は、秋イベント(10月29日の教育環境分科会、科学技術計算分科会、10月30-31日の合同分科会)の一部です。
  • 予稿集の配布はありません。講演資料は当ページに順次掲載しますので、各自ダウンロードしてご覧ください。なお、クローズ資料の閲覧に必要なWeb-IDは、当ページ右上「■登録/変更」で申請を。

開催趣旨

我々は情報に囲まれている。それははっきりとした形をとり容易に認識できるものもあれば、日常に溶け込んでいて気づかないものもある。特に後者は、安全で快適な生活や、社会の運営にとって確実になくてはならない存在となっている。
今あらためて、日常と切り離せなくなった情報やツールを取り上げ、それらのあり方、技術の発展などについて議論していきたい。また、設立36年となるSS研の今後のミッションについてのセッションを設け、参加者とともにSS研の発展について議論したい。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

10月30日(木) -1日目-

08:30-受付
Session1 [司会] 野田 茂穂 (理化学研究所)
09:00-09:10
村上 和彰 (九州大学)
開催趣旨説明
大石 雅寿 (国立天文台)
09:10-10:10
講演 50分
Q&A 10分
システム技術分科会代表報告
Live E!: 環境情報を活用した研究・教育活動について
中山 雅哉 (東京大学)プロフィール

これまでは、人と人とのコミュニケーションのツールとして、インターネットが利用されてきたが、最近では、各種のセンサから発信される情報を用いて、安全安心情報の提供に活用する研究なども行われるようになってきている。本報告では、Live E! プロジェクトで行われている環境センサから得られる情報を社会生活に活用する研究や、教育活動での取組について紹介する。

Live E!、デジタル百葉箱、IEEE1888、ソラテナ、高大連携
10:10-10:20
展示紹介
齊藤 哲 (富士通(株))  展示一覧
10:20-10:50 休憩・展示見学(30分)
10:50-11:50
講演 50分
Q&A 10分
教育環境分科会代表報告
女子大学の日常に溶け込むICT研究教育事例
伊藤 貴之 (お茶の水女子大学) プロフィール

講演者は女子大学の情報科学科に勤務し、学部生から大学院生まで通して講義や研究指導を担当すると同時に、女子受験生を対象として多くの模擬授業やセミナーを担当している。本講演では講演者が関わってきた研究教育のうち以下の事例を紹介し、さらに講演者の周囲に見られる学生の興味や傾向について議論する。 1) 学生の日常を題材とした研究内容 2) 自由課題提出物に見られる女子学生特有の傾向 3) 理系女子増加を目指した高校生向け科学セミナーの例

マルチメディア、画像処理、コンピュータグラフィックス、科学技術シミュレーション、高校生向け科学セミナー
11:50-13:50 休憩・展示見学(120分)
Session2 [司会]田村 義保 (統計数理研究所)
13:50-14:50
講演 50分
Q&A 10分
科学技術計算分科会代表報告
カメラレジストレーション技術の仕組みと複合現実感における応用
亀田 能成 (筑波大学)プロフィール

カメラで撮影した画像や映像は、その視覚情報の多さから様々な利用が考えられている。人間に対しての応用を考えた場合、現実世界に対してのカメラ位置姿勢を正確に求め、それに基づいて様々な付加情報を加えることになる。カメラ位置姿勢を正確に求めることはレジストレーションと呼ばれる。本稿では、カメラレジストレーションの基盤技術の解説を行い、その原理のみならず、長所と短所、得意分野と不得意分野について知見を述べる。その後、様々なアプリケーション事例におけるカメラレジストレーションの適用結果を紹介する。

画像処理,局所特徴量,カメラ位置推定,拡張現実(AR),リアルタイム処理
14:50-15:20 休憩・展示見学(30分)
15:20-16:20
講演 50分
Q&A 10分
特別講演
データと生活 -ビッグデータとソーシャル・イノベーション-
須藤 修(東京大学)プロフィール

生活には膨大なデータがある。日常の生活から情報を析出し、分析すれば、社会的課題を解決するためのツールにすることができる。この講演では、これまで携わってきた研究プロジェクトや社会的プロジェクトのいくつかを紹介しながら、日常生活のデータ活用、社会的イノベーション、そしてそのためには解決されなければならない課題について述べようと思う。

ビッグデータ,センサーネットワーク,情報薬,予防医療,生活習慣病,虚弱化
16:20-16:50 休憩・展示見学(30分)
16:50-17:50
講演 50分
Q&A 10分
特別講演
「コピペ」問題の本質とコピペルナー
杉光 一成(金沢工業大学)プロフィール

いわゆる「コピペ」問題について論じる際には、そもそも「コピペ」という言葉の定義を明確にしてから議論することが肝要である。コピペ問題の背景は何か。昔からある「剽窃」とどのような点が異なるのか。問題の本質と現状はどうなっているか。対策としてどのようなものが考えられるか。またコピペルナーとはどのようなものでコピペ問題との関係でどのように位置づけられるべきか等について報告する。

コピペ,本質,剽窃,コピペルナー,対策
17:50-18:30 休憩(40分)
18:30-20:30
懇親パーティ
  • 司会:野田 茂穂(理化学研究所)
  • 乾杯:姫野 龍太郎(理化学研究所)
  • 会長挨拶:村上 和彰(九州大学)
  • 富士通代表挨拶
  • 締め挨拶:松尾 裕一(宇宙航空研究開発機構)

10月31日(金) -2日目-

08:30-受付
Session3 [司会] 大石 雅寿 (国立天文台)
09:00-10:00
講演 50分
Q&A 10分
特別講演
実世界に溶け込むメディア情報
鈴木 祥治((株)富士通研究所) プロフィール

ICTは今後、人間にとってますます身近になり、さりげなく、かつ自然に人々の活動を支援するように進化していく。その際、音声、画像などのメディア情報は、人間にとって最も身近で親しみやすく、ICTと人間が活動する実世界をつなぐ手段として非常に有効である。すなわち、実世界にさまざまなメディア情報が溶け込んでいくことで、ICTが自然に人間を支援することが可能になる。本講演では、当社で開発している実世界にさまざまなメディア情報をとけこませるためのメディア処理技術を紹介する。

メディア処理,画像処理、音声信号処理,文書処理,ヒューマンインターフェイス
10:00-11:00
講演 50分
Q&A 10分
特別講演
音声つぶやきによるサービス業務の気づきの収集と活用
内平 直志(北陸先端科学技術大学院大学)プロフィール

成熟化した知識社会においては、サービスのイノベーションが求められており、そのためのセンサーやデバイスが開発されている。しかし、サービスにおいてもっとも重要なセンサーは、サービス提供者の「気づき」ではないだろうか。我々は、人間センサーで得られた「気づき」の収集と活用をICTで支援する研究開発に取り組んでいる。本報告では、看護・介護サービスを対象に、ケアスタッフの「気づき」を音声つぶやきとして現場で簡単に収集し、音声認識技術を用いて分析し活用する「音声つぶやきシステム」を紹介する。この音声つぶやきシステムは、ヘルスケに限らず設備保守や接客などの様々な状況適応・行動型サービスで利用できるICTプラットフォームである。

ヘルスケア,サービス科学,状況適応・行動型サービス,気づき,音声つぶやき
11:00-11:30 休憩(30分)
11:30-12:30
60分
特別セッション
SS研とは何だろう -これからの10年に向けて-
水本 好彦(国立天文台)、村上 和彰(九州大学)ほか

SS研の今後の発展のために何が必要か、参加者のみなさんと共にざっくばらんに議論ができる場としたい。

12:30-12:40
閉会挨拶
松尾 裕一 (宇宙航空研究開発機構)

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