4. ストレージソリューションの今後
最近の10年において、ITシステムを構成する業務用サーバ、ストレージ、及びネットワークは、その毎秒処理速度、転送速度、データ容量がギガバイトオーダからテラバイトオーダに伸長し、ペタバイトクラスの容量を必要とするデータ管理システムが話題になる状況が出現している。本章では、3章において導出されたストレージソリューションへの期待を受け、各カテゴリにおける富士通の状況について紹介し、複数のカテゴリに跨がる大量データの管理課題を総合的に解決するための今後の方向性について考察する。