1974年、富士通株式会社に入社。2004年SE部門にて常務理事になる。2007年に株式会社富士通研究所にフェローとして異動。
情報センターにおける技術の観点から、ビッグデータに関する富士通および富士通研究所の取組みをご紹介する。昨今のクラウド技術の発展により、ビッグデータを従来より安価に高速に処理することが可能になった。今まで利用してこなかったデータの活用や、複合するデータを効率的に活用できるようになり、新たなビジネス開拓や知識活用による作業の効率化、高度化が可能になりつつある。この分野の技術に関連する高速・大量処理のためのソフトウェア技術、ストレージアクセス技術、散在するデータを高速に集める通信技術について紹介する。また、いくつかの適用ケースを紹介する。
ビッグデータ, 情報センター, データ活用技術, ストレージアクセス, 高速データ転送