1999年に富士通研究所へ入社。複数のサーバをネットワークで接続してデータを蓄積・管理する分散ストレージシステムの研究開発に従事。現在は、大量データの利活用に向けたシステムアーキテクチャやデータ管理技術の研究開発を進めている。
近年、様々な現場で発生する大量データを蓄積して利活用することで、ビジネスの革新や新たなイノベーションの創出を行う動きが本格化してきている。大量データを効率的に蓄積・利活用するためには、目的に合わせたデータ管理が重要となってくる。今回、代表的なオブジェクトストレージであるCephにおけるデータ利活用に向けた取り組みと、大容量・低コストなテープストレージを組み合わせた階層化ストレージによるデータ管理技術を紹介する。
オブジェクトストレージ, Ceph, テープストレージ, 階層化ストレージ, データ利活用