郵政省(総務省)通信総合研究所にて広帯域ネットワークに関わる研究、2003年からは国立大学の計算機センターにてキャンパスITに関わる広範囲な研究に従事。国立大学の1/5が利用する遠隔講義システムをはじめ、大学に関わるITシステムの立案から運用まで幅広く経験。2018年からはアマゾン ウェブ サービス ジャパンでソリューションアーキテクトとしてこれまでの経験を生かし、システム設計支援にとどまらず、高等教育機関や研究所等向けにクラウドコンピューティング活用のための啓蒙活動や講義・講演を行っている。(博士工学)
オブジェクトストレージであるAmazon S3は、2006年からサービスの提供を開始しており、お客様の声を聞きながら様々な機能拡張を続けています。標準でデータは物理的に離れた3ケ所以上のデータセンタ群にまたがった複数のデバイスに保存されるなど、耐久性を高めた設計となっています。またAmazon S3はデータを整理、アクセス制御を細かく行うための機能など様々な機能を追加し続けており、ビジネスや組織における規則やコンプライアンスの要件を満たしやすく設計されているため、多くのシステムで利用されています。講演ではこれらの点の説明の他、データレイクとしての利用など、様々なサービスとの連携についても触れます。
Amazon S3, オブジェクトストレージ, データレイク, 耐久性, サービス連携