[講演]
量子アニーリングや周辺技術の現状と展望　組合せ最適化処理の高速化・高精度化を目指して

[略歴]
　2008年3月 博士（理学）取得（東京大学）
　2008年4月〜2010年3月 東京大学物性研究所 特任研究員
　2010年4月〜2011年3月 近畿大学量子コンピュータ研究センター
　　　　　　　　　　　 博士研究員
　2011年4月〜2014年3月 日本学術振興会特別研究員（PD）
　　　　　　　　　　　（東京大学大学院理学系研究科化学専攻）
　2014年4月〜2015年3月 京都大学基礎物理学研究所 基研特任助教
　2015年4月〜2017年3月 早稲田大学高等研究所 助教
　2017年4月〜2018年3月 早稲田大学高等研究所 准教授（任期付）
　2018年4月〜
　　早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究機構
　　主任研究員（研究院准教授）
　2016年10月〜
　　科学技術振興機構（JST）さきがけ研究者
　2018年5月〜
　　情報処理推進機構（IPA）未踏ターゲット プロジェクトマネージャー

[研究分野、研究テーマ]
　・量子アニーリングやイジングモデル型情報処理のハード開発、
　　ソフト開発、アプリケーション探索（産学共同研究）
　・イジングモデルやその一般化モデルにおける平衡状態解析、
　　非平衡現象の探求
　・統計力学を基礎とした新規物性現象の探求

[所属学会、受賞歴、著書など]
　・日本物理学会正会員（2003年12月〜）
　・日本物理学会第9回若手奨励賞（領域11）（2015年3月）
　・Shu Tanaka, Ryo Tamura, and Bikas K. Chakrabarti,
　　“Quantum spin glasses, annealing and computation”
　　(Cambridge University Press, 2017).