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第32回通常総会 懇親パーティ挨拶

会長  村上 和彰(九州大学情報基盤研究開発センター 教授)

 こんばんは。村上でございます。
 本日は、SS研総会にご参集いただきまして、どうもありがとうございました。
皆さまもご承知のとおり、SS研の設立30周年の記念パーティを行ったのが、もう2年も前のことになります。今回の総会は32周年ということになります。私は32年前のことは存じ上げてはおりませんが、もともとこの研究会はベンダである富士通のマシン開発について、ユーザも一緒に関わっていこうということでスタートしたと いう話を諸先輩の方々からお聞きしてございます。
 高性能計算機は教育や研究を行うための道具であります。我が国がその道具作りを行っていくかどうかという判断が、昨年11月の事業仕分けの際に行われまして、議論が盛り上がりました。結果として、そのような道具作りはやはり、もの作りの基本であるということが再認識されたのかなというふうに考えております。
 SS研は、その道具作りにおいて、ベンダとユーザが一緒に活動する場として非常に上手くいっていると思います。道具作りはやはり必要だということを、この活動を通じて是非、外部にも周知し、また、SS研も世界に先駆けて、素晴らしい研究成果を出していくのだという、そういう会であり続けたいというふうに考えております。
 本日は、文部科学省からも倉持審議官にお越しいただき、HPCIについて、非常に頼もしいお話をお伺いしました。審議官は19:00頃、このパーティに戻ってこられるとのことですので、また審議官を囲んで、いろいろなお話をしたいというふうに考えております。 また、賛助会員の富士通さんからも山本社長にお越しいただいております。どうもありがとうございます。
 今日のこの会が皆さまにとって、有意義な会になることを祈念したいと思います。本日は皆さま、どうもお疲れ様でした。ありがとうございました。(拍手)

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