関西大学では、2012年9月より、クラウドシステムを活用した教育システムの運用を開始した。本システムでは、データセンターを利用し、仮想化技術によるサーバの集約を行い、ファイルサービスにはクラウドシステムを導入した。また、本学キャンパスとデータセンター間は、SINET4のL2VPNサービスを利用し、学内ネットワークと同等のセキュリティを確保している。本講演では、導入経緯を交え、システムの特徴や今後の展開について紹介する。
クラウド、仮想化、データセンター、SINET、メール、ファイルサーバ