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[講演2]
ライフログの教育活用における海外動向
−LAK12報告 −

講演者

lecturer 安武 公一
広島大学 大学院社会科学研究科
[略歴]
  • 1994年3月 神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了
  • 1994年4月 広島大学経済学部助手
  • 2001年4月 広島大学経済学部講師
  • 2004年4月 広島大学大学院社会科学研究科 講師
[研究分野、研究テーマ]
  • 複雑系科学
  • 複雑ネットワーク科学
  • 教育工学
  • 経済学(国際経済学)
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 所属学会: 情報処理学会,人工知能学会,日本教育工学会,教育システム情報学会,日本国際経済学会
  • 主な著書: ネットワーク・コミュニティを通した学習者間の相互作用とその効果に関するシミュレーション分析,教育システム情報学会誌,vol.28, No.1, 2011, pp.50--59.(共著)、e-Learning 学習環境において形成されるコミュニケーション・ネットワークの構造的な特性を分析する試み,日本教育工学会論文誌,31(3),pp.359--370, 2007 (共著)、Finding Characteristic Part of Interaction inside SNS As the Learning Community. In P. Resta (Ed.), Proceedings of Society for Information Technology & Teacher Education International Conference 2012 (pp. 3791-3795). Chesapeake, VA: AACE. (共著)、"COMBINING COMMUNITY DETECTION METHOD AND TEXT MINING TO INVESTIGATE THE INTERACTION INSIDE SNS AS LEARNING COMMUNITY" ,Proceedings of IADIS. International Conference e-Society 2012, pp.539-542, 2012. (共著)、エミットジャパン編,WebCT: 大学を変える e ラーニングコミュニティ,東京電機大学出版局,2005.(共著)

アブストラクト

「ビッグ・データ」の時代と称されるようになった今日、学習・教育研究の分野では日々システムに蓄積される膨大な学習履歴情報のログ・データの何をどう分析し、どう学習・教育環境の改善に利用すればいいのか、まだよく分かっていない。また、スモール・ワールドやスケール・フリー・ネットワークなどのキーワードが広まる契機となった新しいネットワーク科学の知見をどう学習・教育研究に活用すればいいのか、その試みは端緒についたばかりである。
こうした時代の変化と要請を受けて欧米では、膨大な学習履歴ログ・データの活用と新しい科学的知見の開拓をミッションとするLearning Analyticsと称される新しい研究テーマ・領域に注目が集まってきている。International Conference on Learning Analytics and Knowledge (LAK) は、学習科学、教育工学、情報科学、複雑ネットワーク科学、コンピュータ・サイエンスなどの関連諸領域を横断する、Learning Analyticsのための新しい国際会議である。
このトークでは、2012年4月、カナダはヴァンクーバーで開催された The 2nd LAK 2012 の概要を紹介する。あわせて、「ビッグ・データ」の時代、特にわが国の学習・教育環境を改善するためにどういう研究・実践戦略が求められているのか、そしてその可能性は何か等についても議論したい。

キーワード

ビッグ・データ,学習履歴情報,Learning Analytics,ネットワーク,可視化

資料

  論文[90KB]   プレゼン資料[2.6MB]   講演後Q&A

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