[講演3]
HPC基盤の現状と将来
講演者
石川 裕
東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 教授
- [略歴]
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- 1987年3月 慶応義塾大学工学研究科電気工学専攻博士課程卒業 工学博士
- 1987年4月 通商産業省電子技術総合研究所入所
- 1988年10月-1989年 米国カーネギーメロン大学客員研究員
- 1993年3月-2001年12月 技術研究組合 新情報処理開発機構出向
- 2002年1月1日 東京大学 助教授 大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻
- 2006年6月1日〜現在 東京大学 情報基盤センター(兼務)
- 2006年7月16日〜現在 東京大学 教授 大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻
- 2010年4月1日〜現在 東京大学 情報基盤センター センター長
- 2010年10月1日〜 理化学研究所 計算科学研究機構 システムソフトウェア研究チーム長(兼務)
- [研究分野、研究テーマ]
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- 並列分散システムソフトウェア
- メニィコアアーキテクチャ向けシステムソフトウェア
- 低遅延通信ライブラリ
- 並列ファイルI/O
- [所属学会、受賞歴、著書など]
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- IEEE, ACM、情報処理学会、日本ソフトウェア科学会
- IEEE International Conference on Cluster Computing 2006ベスト論文賞(2006年9月)
- インターネッットコンファレンス2004論文賞 (2004年10月)
- IEEE CCGrid2001(First International Symposium on Cluster Computing and the Grid)最優秀論文賞(2001年5月)ほか
アブストラクト
9月下旬より京コンピュータの一般利用開始とともに大学情報基盤センターや独立行政法人の計算ストレージ資源をシングルサイン可能とするHPCIシステムが稼働する。HPCIの準備状況について紹介する。
文部科学省は今年度から2年間プログラム「将来のHPCIシステムに関する調査研究」を開始した。
本プログラムにおいて、東京大学が代表となり、九州大学、富士通、日立製作所、日本電気とともに取り組んでいる「レイテンシコアの高度化・高効率化による将来のHPCIシステムに関する調査研究」について紹介する。
キーワード
HPCI (革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ)、
ポストペタスケール、メニィコア、システムソフトウェア、国際協力
資料
プレゼン資料(09/05版)[1.9MB]
講演後Q&A