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[講演2]
3D-RISMを中心とした生体機能解析:理論と京への実装そして応用 〜京スパコンで可能になること〜

講演者

吉田 紀生
九州大学大学院理学研究院化学部門理論化学研究室 准教授
[略歴]
  • 2003年 3月 京都大学大学院理学研究科 修了
  • 2003年 4月 株式会社富士総合研究所 研究員
  • 2004年 4月 自然科学研究機構分子科学研究所 博士研究員
  • 2007年 7月 同 助教
  • 2012年 2月 九州大学大学院理学研究院化学部門 准教授
[研究分野、研究テーマ]
  • 理論化学
  • 液体の統計力学と量子力学手法による溶液内化学過程の研究
[所属学会、受賞歴、著書など]
  • 所属学会: 日本化学会,分子科学会,溶液化学研究会
  • 受賞など: 溶液化学研究会奨励賞(2011年)
  • 主な著書: 「巨大分子系の計算化学」(15章,日本化学会編)

アブストラクト

スーパーコンピュータ京の完成により,これまでは不可能であった系への挑戦が可能な時代が到来した。本講演では,ナノ・グランドチャレンジ・プロジェクトにおいて行った3D-RISMプログラムの開発,特に生体機能解析へ向けた理論展開と京コンピュータへの実装,およびその応用について報告する。また,これらの手法により可能になる分子認識解析の今と今後の展望を述べる。

キーワード

3D-RISM理論, 統計力学理論,分子認識, 知的創薬, 超並列化

資料

  プレゼン資料(08/21版)[2.7MB][0.5MB]   講演後Q&A

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