ホーム > 資料ダウンロード > ニュースレターCD-ROMホーム > 2010年度教育環境分科会第2回会合

ここまで進化したロボット達!RoboCupサッカーに取り組む
-"ものづくり"で教育効果をあげる夢考房プロジェクト-

講演者

金沢工業大学 工学部ロボティクス学科
出村 公成

アブストラクト

 RoboCupは知能ロボット研究推進を目的とした国際プロジェクトである。2050年までに人類のサッカーW杯チャンピオンチームに人工知能を搭載した人型ロボットチームが勝つことを夢に掲げ、知能ロボットによるロボットサッカーW杯が1997年から毎年開催されている。2002年、そのW杯は福岡で、2003年はイタリア、2004年はポルトガルで開催され、3年連続準優勝したチームがある。そのチームは企業からではなく、研究所からでもない。さりとて、エリート大学からでもなかった。お世辞にも偏差値の高くない地方の私立大学、しかも学部生を中心としたチームであった。
 本講演では、そのチームを生み出した本学オンリーワンの教育システム「夢考房」について、その誕生した経緯、教育理念、指導法、運営システム、併せてRoboCupが夢にどの程度近づいているかについても紹介する。

キーワード

ロボカップ、夢考房、自学自習、プロジェクトワーク、ほめる教育

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