中京大学
長谷川 明生
インターネット利用人口の増加にともなって、セキュリティ上のさまざまな問題が日常的に話題になってきた。ほんの2〜3年前には一部専門家の用語であったマルウェアといった単語までが新聞に載ることもまれではない。マルウェア作者が技術誇示型から金銭的利益を目的に行動し始めたことによって、セキュリティ状況が大きく変化した。
一方で、DNSに対するカミンスキーアタックに代表されるような、インターネットのプロトコル設計に起因する問題も、つぎつぎに発生してきている。
このような中で、クライアントのセキュリティについて考察する。
クライアント、セキュリティ、インターネット、マルウェア