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閉会あいさつ

宇宙航空研究開発機構
松尾 裕一

  幹事を仰せつかっております、JAXAの松尾です。本日は、午前中から非常にたくさんの方に熱心にご参加、ご討論いただきまして、感謝申し上げます。

  冒頭に村上会長から、わが国においてもペタスケールの時代が目前というお話しがありました。まさに、今回のフォーラムは、ペタに向けてアプリケーションはどうなっているのか、性能、プログラミングスタイル、あるいはシステム構築などの、ユーザとしての問題意識から「ペタスケール時代のシステムとアプリケーション」というテーマで講演を企画したわけでございます。SS研らしく多様なアプリケーションから、それぞれの分野を代表する方々から非常に充実した内容のご講演をいただきました。この場を借りて講演者の皆様に感謝申し上げます。
最後の富士通さんからの講演がありましたが、奇しくも宣誓のようなものもいただいて非常に良かったなと思います。私はそんなに厳しいことを言ったつもりはないのですが(笑)。

  本日のフォーラム全体としましても、Dongarra先生をはじめ、非常に充実した内容になったのではないかと、企画側としましても自負しておりますが、皆様におかれましてはご満足いただけましたでしょうか。もしご意見やご不満などのコメントがございましたら、ぜひアンケートにご記入いただきたいと思います。我々としましては、活動のベースは皆様の声だと真摯に思っておりますので、ぜひご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

  本日の講演を振り返ってみますと、キーワードとしては「ハイブリッド並列」「マルチコア」「スレッド並列」などのホットな内容が出てきていました。11月に開催される科学技術計算分科会(11月25日開催。26日27日は合同分科会。神戸)に繋げていきたいと、企画側としては考えておりますので、ぜひご期待いただき、多くの会員の方にご参加いただければと思います。

  このあと、懇親会がございますので、引続き、ご議論や情報交換を深めていただきたいと思います。本日はどうもありがとうございました。(拍手)

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