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開会あいさつ

熊本大学総合情報基盤センター
宇佐川 毅

 こんにちは。熊本大学の宇佐川と申します。
 9月に入って、少し涼しくなるかと期待していいたのですが、まだ残暑がかなり厳しいようで、そのような中、皆さま時間を割いてご参加いただき、ありがとうございます。
 本日は、教育環境分科会2008年度第1回会合ということで、「教育の手法とその効果」をテーマに、4件のご発表をお願いしております。実は昨年度までは、分科会の名称に"研究"という言葉を含んでいました(=研究教育環境分科会)。勿論、大学として教育と研究は常にバランスをとった上で、両輪のような形で動くものなのですが、この分科会では、もう少し教育に絞っていきたいという主旨もあり、あえて研究の二文字を削って、"教育環境分科会"に改名させていただきました。このことについても、皆さまからご意見を伺わせていただければと思いますが、そのような背景を踏まえて、今回は大学としてのミッションの中核となる"教育"の部分にフォーカスを当て、その手法とそしてその効果をどのように定量化していくかについて、多方面から議論を深めていきたいと思います。
 最初のご講演は、SS研「教育の質の向上WG」の成果報告です。明治大学の阪井先生からご発表いただきます。その後、甲南大学の井上先生から、PBL(Problem Based Learning)について、実例を踏まえた楽しいご講演がいただけるのではないかと期待しています。その後、休憩をはさみまして、福井県立大学の山川先生には、項目応答理論を利用して学生の能力をどのように推定するか、それを反映させた格好での教材開発ということで、新しいご研究の内容を紹介いただけることになっています。そして最後に、金沢工業大学の中沢先生には、大学院でのポートフォリオインテリジェンスについてご紹介いただきます。こちらは隣の部屋に、電子ポートフォリオシステムのデモも展示されており、直接ご覧いただけるようになっています。休憩時間等を活用して、ぜひとも他の展示を含めて触っていただければと存じます。
 最後に、アンケートへのお願いです。既に8月の分科会にご出席になられた方は同じような形式のアンケートに回答いただいたかと存じますが、教育環境分科会では今年度から、分科会名称の改名のほかに、新しい形式のアンケートを試みました。お手元に配布したアンケート用紙をご覧ください。裏面は従来とほぼ同じ形式ですが、表面は新しく、非常に単刀直入に「この会合をどれだけ人に推奨したいと思いますか?」という質問だけを用意して、簡単にお答えいただくかたちを試みました。これは、SS研活動推進委員会でご提案いただいたもので、本分科会でも試行という形で実施しています。従来型のアンケートと新しいアンケートをあえて裏表の形で同時にとらせていただき、集計結果の違いも見たいと思っております。皆さまのお時間を頂戴することは恐縮ではございますが、SS研ではこのアンケートをはじめ、新しい意図や色々な検討をしているということをご理解いただき、ご協力をいただければと思います。よろしくお願いします。
 本日は長時間に渉りますが、ぜひ有意義に過ごせたらと思います。(拍手)

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