国立天文台の水本でございます。本日は長時間にわたりご清聴ありがとうございました。「ペタスケール・アプリを支える基盤技術」というテーマで 5人の講師の方々から、ハイパフォーマンスコンピューティングの歴史から俯瞰して、言語をどのように使うか、また、現状としてペタスケールコンピューティングをどのように実現していくか、というところまで盛りだくさんでしたが、皆様お楽しみいただけたでしょうか。
ペタスケールコンピューティングというのは、日本でももう数年先に見えているものです(アメリカの事情はまた違いますが)。そういう状況の中で、ただハードウェアがありました、TOP1になりました、だけではなくて、それを使ってどういうサイエンスをするかというところが重要になってくると思います。
本日の言語の話を聞いて、普通の人にはちょっと使えないかなと感じまして、気温はホットですが気分はクールダウンして終わるのではないかと心配でしたが、最後の講演ではコンパイラ開発チームは頑張っているぞというインパクト(IMPACT)のある話もありました(笑)。ちょっと期待できるかな、という感じを受けました。これから数年間が楽しみで、使う側としても大いに期待したいと思っております。
今日は 5人の講師の方々に、たいへん面白い貴重な話をしていただきましたので、最後に拍手をもって終わりにしたいと思います。ありがとうございました。(拍手)