多様化、悪質化が進むサイバーセキュリティの脅威に対し、学術研究機関単独でのセキュリティ対策は限界となりつつある。今後は各機関が情報やリソースを融通し合いながらオールジャパンで対策を行う、横連携を考慮した体制作り、制度作りを進める必要がある。国立情報学研究所においても作業部会を立ち上げ、検討を進めるという動きがある。 本WGでは、この作業部会での検討状況を睨みつつ、この取組みをより実効性の高いものとすることを目的とする。具体的には、各機関で実行すべきこと、実行できることを中心に議論し、各機関における体制や環境の整備に関する意見交換等を通して提言の取りまとめを行いたい。