スーパーコンピュータ「京」やFX10などマルチコアクラスタマシンの利用が広がりつつある。
FX10の後継機(Post-FX10)では引き続きコア数の増加が予想され、これまで以上に多くのコア数(もはやメニーコアと呼べるか)を活用する技術がユーザーに求められている。
そのため、多くのコアを持つクラスタマシンに適したプログラミング技術を広く一般ユーザーに広めることを目的に、多くの種類のアプリケーションプログラムを対象に性能評価やチューニング技術の研究を行い、ノウハウの集約と共有を行う。
様々な分野のアプリケーションプログラムを持ち寄り、アプリケーションから見た「京」やFX10の評価、課題抽出を実施する。
また、WG後半ではPost-FX10を使って性能分析・評価およびチューニングを実施する。
ユーザがこれらマシンを効果的にかつ簡単に使うためのガイドとなるような指針をアウトプットとして作成し、ノウハウの共有を行う。