HPC技術WG 2008年度活動計画
活動方針
HPCマシンの性能追求は、多くのSS研会員にとって重要な課題であり、今までもいくつものWG活動が行われた。本WGでもHPCマシンの性能追求を検討するが、業界動向や会員を取り巻く環境の変化をタイムリーに活動に反映し、また幅広い課題を扱うために、次のような進め方とする。
- 全体テーマを「HPC技術」と広く設定し、深堀したい複数項目を適宜サブテーマに設定して活動を推進する。
- 活動期間は、全体を3年間とし、各サブテーマはその中で適宜期間を決めて複数を並行して推進する。開催する会合ごとに扱うサブテーマを設定して進める。
- 活動メンバは、サブテーマ毎に適宜設定する。
- サブテーマごとにまとめ資料を作成する。
サブテーマ選定の観点としては、ハイエンド利用者にとっての計算性能の追求と、広い裾野の利用者向けのためにはどうするべきか、という2つの側面からの活動を推進する。
活動内容
以下のサブテーマ(予定を含む)について、会員および富士通からの各種測定/分析結果の報告、それに基づく検討を行っている。また、富士通から適宜必要な技術情報の提供も実施している。
- 自動並列化
- 性能評価
- ベンチマーク作り(ツールキットの整備を含む)
- 言語比較:FortranとC言語
- MPI
- IO性能
進め方
- 活動期間:3年(2007/5〜2010/5)
- 会合開催:年6〜8回程度