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HPC技術WG 2007年度活動計画

活動方針

 HPCマシンの性能追求は、多くのSS研会員にとって重要な課題であり、今までもいくつものWG活動が行われた。2006年度に終了した「SMPスレッド並列WG」では、SMPマシンの性能追求をテーマにし、スレッド並列の最適化手法や、チューニング指針を明らかにすることができた。本WGでもHPCマシンの性能追求を検討するが、業界動向や会員を取り巻く環境の変化をタイムリーに活動に反映し、また幅広い課題を扱うために、次のような進め方とする。

  • 全体テーマを「HPC技術」と広く設定し、深堀したい複数項目を適宜サブテーマとして活動を推進する。
  • 活動期間は、全体を3年間とし、各サブテーマはその中で適宜期間を決めて活動する。
  • 活動メンバは、全体を調整するコアメンバと、サブテーマ毎の推進メンバから構成する。推進メンバは、活動開始後、適宜設定する。
  • サブテーマ選定の観点としては、ハイエンド利用者にとっての計算性能の追求と、広い裾野の利用者向けのためにはどうするべきか、という2つの側面からの活動を推進する。前者としては、自動並列化の研究や、スカラ性能および各種CPUの性能比較をはじめ、並列言語やインターコネクトの研究などが考えられる。後者としては、エンドユーザ向けの教育資材の整理/作成などが考えられる。

活動内容

まずは以下のサブテーマを両輪に活動を開始する。

  1. マルチコアの自動並列
  2. スカラ性能の分析

これらの検討を進めながら、また会員機関の状況を鑑みながら、適宜新しくテーマを立ち上げる。(会合の都度、新規テーマの検討を議題とする)

進め方

  • 活動期間:3年(2007/5〜2010/5)
  • 会合開催:年4〜6回程度(WGの中で複数のサブテーマを設定し、適宜平行して進めるため、会合開催数は流動的)

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