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タスクフォース「データで紡ぐオープンアカデミーのあり方」 活動計画

活動方針

 これからの大学には、国際的な産業競争力向上の基盤として、グローバルな舞台で積極的に挑戦し活躍できる人材の育成、先進的な研究開発による科学技術への貢献が求められている。
 また、ネットワーク環境の急速な進展により、様々な情報を結びつけることで、新たな価値やイノベーションを起こせる時代が到来した。
 この様な状況の中、これからの大学は、局所的な情報利活用ではなく、全学的もしくは大学間、さらには社会との情報(データ)連携によって、新しい価値を生み出し、大学の使命を果たしていくことが、急務となっている。
 本TFでは、Open Academy(*)を念頭に、2020年〜2025年時点の近未来に目指すべき大学のあり方やモデル(教育、研究、事務、インフラ、調達、大学経営 他 を含む)を、制約なしで議論し、得られた知見を、大学の経営層への提言としてまとめることを目標とする。

(*)Open Academy : Open Education、Open Science、Open Dataを有機的に結びつけ、オープンな教育研究環境を提供する概念

活動内容

 活動方針に沿い、以下の活動を通して、2020年〜2025年時点の近未来に目指すべき大学のあり方やモデルをデータに注目して検討する。その中では、どのようなサービスが必要とされるかを議論し、それらを実現するために必要なデータ、そのデータを誰がどのように持ち(オーナーシップ)、どう連携・集約すべきかを定義していく。

  • 現状調査(現在の大学システムで実際に使用しているデータが、どのような使われ方をしているかを調査)
  • データの利活用シーン(ユースケース)から、どのようなデータもしくはデータ連携が必要か検討
  • 必要に応じて、見識者をゲストとして招聘し、情報交換
  • OACFJ(Open Academy by Cloud Foundation Japan)などの関連する動向の調査
  • 現場の意見やアイディアを集めるために、学生や職員も交えたアイディアソンの実施
  • 得られた知見を大学の経営層への提言としてまとめる

進め方

  • 活動期間:2015年6月〜2016年12月(1年7ヶ月)
  • 会合開催:年4回、計7回程度 (うち1回はアイディアソンなどオープン会合)

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