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タスクフォース「今後のHPC利用環境のグランドデザイン」 活動計画

活動方針

 HPCは、科学技術の発展、我国の産業の国際競争力の強化、安心安全な社会の構築など様々な分野で、それらを実現するための中核技術の一つとして期待されている。
 近年、エンドユーザの利用環境では、クラウドやアプリケーションの利用環境など、TCO (Total Cost of Ownership) を抑えながら、短TTS (Time To Solution) 化を可能とする技術やサービスが登場している。
 現状の我国のHPCの利用環境を見たとき、当該環境はマシン開発者やプログラム開発者などのトップエンドのユーザを主な対象としており、それ以外のHPCの専門家ではないエンドユーザが活用できる有効なソリューションとして十分整備されているとは言えない状況である。HPCはエンドユーザに対しより有効なソリューションとなることが期待される。

 本タスクフォースでは、HPCがエンドユーザにとって、より有効なソリューションとなるための、あるべき姿、および、その実現の上での課題と解決策について調査を行い、提言をまとめる。その提言内容を外部に対して発信すると共に、会員に対してフィードバックする。

活動内容

 HPCを専門としないアカデミアや中小企業、スタートアップ企業までの裾野の広いエンドユーザを対象とし、HPCを問題解決のための有効なソリューションとするためのHPCの利用環境の実現を目指す。
 HPCの自立的な成長が必要であり、アカデミアで行うべきことと民が行うことの棲み分けを考慮した連携を目指す。また、アカデミアにおけるセンターを含めた我国のHPCの提供、および、利用のあり方について議論を行う。

  • 米国等、海外におけるHPCのエンドユーザに対する利用環境の動向・事例調査
  • 我国の中小企業のエンドユーザにおいてHPCを利用してもらうための課題と解決策のヒヤリングなどによる調査
  • 国として実現すべきHPCの利用環境のレポートの作成と文科省や経産省などの関係省庁に向けた提言

進め方

  • 活動期間:2年7ヶ月(2013/9〜2016/3)
  • 会合開催:年4回、計10回程度

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