科学技術計算分科会 2013年度活動計画
活動方針
高性能計算分野における、気象・環境、防災、ナノサイエンス、ライフサイエンス、エネルギー・原子力、航空・宇宙などにおける大規模科学技術計算のニーズはますます加速しており、既にペタスケールからエクサスケールに向けての新技術開発に注目が移っている。我が国でもエクサスケール時代に向けた要素技術検証研究やシステムソフトウェアの開発プロジェクトが進んでおり、ポスト「京」時代の研究が本格化しつつある。これらの状況を踏まえ、2013年度は、SS研HPCフォーラムおよび科学技術計算分科会を通して、エクサスケールシステムに向けての技術的課題、システムアーキテクチャ、システムソフトウェア、アプリケーション、ストレージ、ネットワーク等の様々な視点から議論を行い、今後の高性能科学技術計算の姿や将来の方向性について検討する。
活動内容
- SS研HPCフォーラム2013
■メインテーマ:「エクサスケール時代のコンピュータ技術」
■開催日/場所 : 2013年8月27日(火) / 富士通本社
■具体的内容:
<講演>
- 講演(1) Horst D. Simon(Berkeley Lab)[海外招待講演](海外でのエクサに向けたハード/システムの話題)
- 講演(2) 講演者未定(京の産業利用報告)
- 討論セッション「エクサスケールに向けたFeasibility Study(仮題)」
- Feasibility Study(システム) 3チームからの報告 講演者未定
-全体討議
- 講演(3) 講演者未定(富士通)(富士通のHPCの取組み)
<その他>
- 科学技術計算分科会
■メインテーマ:エクサスケールに向けた現状と今後(仮題)
■開催日/場所 : 2013年10月23日(水) / ホテルオークラ神戸
■具体的内容:
<講演>
- 講演(1) 梅田隆行(名大)(京とFX10の実アプリ性能比較に関する話題)
- 講演(2) 近藤正章(電通大) (スパコンの省電力に関する話題)
- 講演(3) 高木亮治(JAXA)(SS研マルチコアクラスタ性能WG報告)
- 講演(4) 講演者未定(富士通)(富士通のHPC技術)
<懇談会>
- 合同分科会- 科学技術計算分科会代表報告