日時 | 2023年10月26日(木) 9:00-12:30 |
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開催方法 |
場所:神戸国際会議場![]() ハイブリッド開催 集合+オンライン配信(ZOOM) ※新型コロナ感染の状況を踏まえ、参加にあたりましては各自でご判断いただきますようお願いします。 |
参加対象 | SS研・CS研・IS研会員機関ご所属の方 |
参加費 | 無料 |
参加申込み |
開催済
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その他 | 本会合は、2023年度秋イベント(26日:システム技術分科会、合同分科会、27日:科学技術計算分科会、教育環境分科会)の一部です。 |
近年、AIセキュリティへの理解と対策がますます重要となってきている。人工知能(AI)技術は急速に進化しており、 私たちの日常生活やビジネスに革命をもたらし、金融、医療、製造、輸送など、社会のさまざまな分野にAIが活用されている。 しかしながら、この急速な技術進化の中で、セキュリティの状況は大きな変貌を遂げつつある。AI技術の進歩は新たな可能性を 切り拓く一方で、その悪用も拡大するリスクがあることを理解しておかなければならない。AIを悪用する攻撃者は、より高度で 洗練された手法を開発し、私たちのデータやプライバシー、社会の安定性に危険をもたらす恐れがある。 このような状況を踏まえ、本年度のシステム技術分科会 2023年度会合では、AIセキュリティへの理解と対策を深めるために、 「AIセキュリティの未来 ?進化する脅威と防御?」をテーマとし、AIセキュリティに関する最新の情報と知識を共有し、 将来の脅威に対処するための情報交換や議論を行いたい。
8:50- | ウェビナー接続開始 |
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[司会]上繁 義史 (長崎大学) | |
9:00-9:05 |
開催趣旨説明
藤村 丞 (福岡大学)
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9:05-9:50 講演 35分 Q&A 10分 |
講演
KDIXのセキュリティ教育の取組 社会情報学実習・高度人材育成事業との連携
柏崎 礼生(近畿大学)
プロフィール
近畿大学情報学部(KDIX)は定員330人の学部であり、2年次進級時に知能システム、サイバーセキュリティ、実世界コンピューティングの3コースに分かれる。本講演ではサイバーセキュリティコースを担当する教員が、このコースの特色を説明するとともに、企業と連携して担当する特色あるカリキュラムである「社会情報学実習」や、学外の高度人材育成事業を利用する取り組みについて紹介する。
セキュリティ教育, 産学連携, 高度人材育成事業
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9:50-10:35 講演 35分 Q&A 10分 |
講演
AIとセキュリティの今とこれから
〜何が変わったのか、何が変わるのか〜 長谷川 長一(株式会社ラック)プロフィール
急速な生成系AIの発展と普及とデジタルトランスフォーメーション(DX)は、私たちの生活や業務に大きな変化をもたらしました。それは同時にサイバー攻撃の手口にも変化をもたらし、サイバーセキュリティ対策にも大きな影響を与えました。この講演では、AIとセキュリティのこれまでの動向とこれからの変化を大いに私見を交えてお話いたします。
サイバーセキュリティ, AI, ディープラーニング, サイバー攻撃, セキュリティ対策
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10:35-11:20 講演 35分 Q&A 10分 |
講演
サイバー攻撃(ランサムウェア感染)と対応について 〜起きてしまったから分かること〜
菊池 悟(東京コンピュータサービス株式会社)プロフィール
当社が2022年1月4日にプレスリリースを行った、サイバー攻撃被害に関するインシデント事案について、一連の対応を可能な範囲で説明するとともに、改めてサイバー攻撃についてどのように考え、対応してきたかを、振り返ります。
また、可能な範囲でステークホルダーとの影響や社内影響(社員負担やシステム影響)についても紹介いたします。
本事例を参考にしていただき、対策を検討する上での一助となれれば幸いです。
サイバー攻撃、ランサムウェア、情報漏洩、対策本部、nightsky
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11:20-11:35 | 休憩[15分] |
11:35-12:25 50分 |
パネルディスカッション
「AIセキュリティの未来 〜進化する脅威と防御〜」
モデレーター:
廣瀬 幸 (九州工業大学) パネリスト: 柏崎 礼生(近畿大学) 長谷川長一(株式会社ラック) 菊池 悟 (東京コンピュータサービス株式会社) |
12:25-12:30 |
閉会挨拶
永田 正樹 (静岡大学)
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