News Letter「名古屋大学学内LANの高速化について」(1/6)

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1. はじめに
2. NICE更新の履歴
3. NICEIIIのネットワーク構成
3.1 バックボーン
3.2 建物間ネットワーク
3.3 端末接続環境
4. スーパーSINETとの接続
5. IPv6 vs AppleTalk
6. おわりに

図1 : NICEIIシステム構成図
図2 : NICEIIIシステム構成図

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[写真なし]

名古屋大学大型計算機センター
山口 由紀子
 
1. はじめに
 
2002年1月から運用が始まるスーパーSINETは、名古屋ノードへも10Gbpsの回線が敷設される超高速ネットワークである。 一方、名古屋大学の学内LAN:NICE(Nagoya university Integrated Communication Environment)は、平成7年に構築したATMバックボーンと平成5年に構築したFDDI幹線、平成元年に構築したイエローケーブルで構成されており、SINETに対しては100Mbpsで接続してきた。 学内LANの更新については毎年概算要求してきたが、学内での審査で低い順位での要求となるため一向に実現しなかった。 ところが、スーパーSINETのおかげで学内LAN高速化のための補正予算が付き、10Gbpsの高速ネットワークに更新できることになった。 現在はその更新作業中である。 本報告では、NICEの高速化について、設計方針やネットワーク構成、スーパーSINETとの接続などについて紹介する。
 

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