名古屋大学学内LAN:NICEの高速化について報告した。 この原稿を執筆している現在は、まさにNICEIIからNICEIIIへ切り替え中である。 9月20日に始まった切り替え作業は、図2のGSW単位に、1日1箇所、週の前半にのみ実施しているため、作業期間が1ヶ月以上に及んでおり、10月24日に終了する予定である。 配線ミスが見つかったり、なぜかボードの障害が切り替え作業と同時に発生するなど、小さな問題は発生しているが、作業はおおむね順調に進んでいる。 心配された学内LAN全体が通信不能になるような大混乱は今のところ発生していない。
10月24日に終了するNICEの切り替えは、実は研究用のネットワークの部分である。 今回の更新では、研究用ネットワークの他に教育研究支援用LAN(事務用LAN)も更新する。 事務用LANは現在平成元年に敷設したMHLINKをバックボーンとするネットワークで運用しているが、これをNICEIIで使用してきたネットワークに移行する予定である。 11月以降、事務用LANの移行を行う予定である。 また、2002年1月からはいよいよスーパーSINETの運用も始まるため、まだまだネットワーク関連の作業が続く見込みである。
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