富士通のストレージソリューションとしては、ETERNUS AS500アーカイブストレージとこれに対応したアーカイブデータ管理を必要とするメールアーカイブをはじめとした業務ソフトウェア群がある(図4-2参照)。
ETERNUS AS500アーカイブストレージはコンテンツ管理型ストレージ(CAS)であり、コンテンツの二重化によるデータ保護、WORM構造およびハッシュ値によるデータ変更の検出、製品世代を超えたデータ移行機能備えている。特に、ポリシーベースのファイルシステムアーカイブソフトウエア(Symantec Enterprise Vault Filesystem Archivingなど)との連携は非構造型データの長期保存に有効なストレージソリューションである。
一方、HSMについては、日本国内においてR&Dユーザで数100TB規模でのサポート実績があり、SAM-QFS、Symantec Enterprise Vault Filesystem Archivingなどのデータアーカイブを含むHSMソフトウェアを用いて対応している。