富士通が提供するETERNUSディスクアレイはデータの保護機能を備えた大容量キャッシュにより、高速応答性と高度なデータ保護を両立させており、社会基盤を支えるミッションクリティカルシステムでの使用に耐える高性能、高品質を備えている。
富士通は、ETERNUSディスクアレイに搭載したコントローラの高機能化を進めており、柔軟で高速なデータバックアップ処理を支援できるアドバンスト・コピー機能を提供している。ETERNUS SF AdvancedCopy Manager は、Symfoware、Oracle、Microsoft SQL serverなどの各種データベースシステム(DBMS)と連携しデータ保全プロセスを実現する富士通が提供しているバックアップソフトウェアである (図4-1参照)。
各種DBMSは、個々のトランザクションを保持し運用の継続性を維持するとともに、万が一のシステムトラブルに備えたデータバックアップと迅速なリカバリのためのソフトウェア製品やソリューションを用意しており、最も実績がある分野である。
今日、ファイルシステムに格納される非構造型データにおいて著しい増大傾向が見られ、ディスク・ボリュームごとのデータ保全から個々のファイルを対象としたデータ保全プロセスとして、OS連携を含めたプロセスの自動化が必要となっている。たとえばMicrosoftのVSSのようなデータ保全に関する統合化されたOSインタフェースのサポートはストレージソリューションとして必要である。