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4. ストレージソリューションの今後

4.1.富士通におけるストレージソリューション

4.1.3.ストレージ管理

 富士通では構成・障害・性能・関係管理機能を提供するストレージシステム統合管理ソフトウェアとしてETERNUS SF Storage Cruiserを提供している(図4-3参照)。
 大量のデータを保有するシステムでは、多数のサーバとストレージの多くのパラメータを適切に設定し、複数の監視項目を監視し続けるなど、運用管理者の負担は著しく増大している。
 また、既にデータセンタでは、管理すべき装置が1000台規模に到達している例もあり、安定稼動と並行した柔軟なシステムの追加、変更などのストレージ管理が必要になっている。

図4-3:富士通のストレージシステム統合管理ソフトウェア Storage Cruiser
図4-3:富士通のストレージシステム統合管理ソフトウェア Storage Cruiser

図4-4:フレキシブルなストレージ運用  富士通が提供する、ETERNUS VS900仮想ストレージスイッチが提供する仮想ストレージ運用機能を図4-4に示す。この制御インタフェースはETERNUS SF Storage Cruiserに統合されており、この機能により仮想ストレージプール制御機能を提供し、サーバからみた仮想ディスクをサポートしている。
 また、仮想化されたストレージにおいて、データのミラーリングやリモートコピーによるデータの分散配置をETERNUS SF AdvancedCopy Managerで制御可能であるが、仮想化されたサーバや業務データの特性に則したマネジメントの自動化については、今後の発展が期待される分野である。

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