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BoF "Birds of a feather"  [開催済]
 withコロナ時代の研究・教育 〜どうしたんだ、どうすりゃいいんだ〜

BoF : 特定のテーマに興味を持つ有志による集会
日時 2021年1月19日(火)15:00〜
開催方法 オンライン開催(ZOOM予定)
参加対象 SS研会員機関にご所属の方
参加費 無料
※実施後に有志でフリー懇親会 (オンライン)の場を設けます。
飲食物は各自ご準備ください。
参加申込み
開催済
その他 本会合は、2020年度冬イベント(19日:BoF、20日:システム技術分科会合同分科会、21日:教育環境分科会科学技術計算分科会)の一部です。

開催趣旨

 SS研の魅力の1つに、「異なる専門分野の人たちとの知的な交流が行える場」というものがあり、分科会活動,合同分科会,フォーラムなど、様々な活動をおこなっています。
 その一つとして、3つの分科会(システム技術,教育環境,科学技術計算)と合同分科会が時期を合わせて行う2020年冬イベントの一環として、「ざっくばらん」に「関心をくすぐる話題」を題材に議論を行い、交流や意見交換ができるBoF(Birds of a Feather)を開催し、皆さんの知的好奇心をくすぐる、職場や分野別の学会とは異なる「場」、SS研だからこそ得られる機会を提供します。
 他の機関に所属する人たち、専門分野が違う人たちとの議論や情報交換は、知識や視野を広げ、また、自分の立ち位置の確認や、今後の取り組みや方向性を考える参考になることでしょう。

テーマ:「withコロナ時代の研究・教育 〜どうしたんだ、どうすりゃいいんだ〜」

 コロナウイルスの流行は、研究活動、教育活動に様々な影響を及ぼしました。
 これまでの当たり前が通用しなくなったり、新しい行動が求められたりしています。
 皆さんも様々な取り組みをされ、上手く行った、あるいは、上手く行かなかった経験をお持ちであると思います。また、「どうすりゃいいんだ」と思い悩んでいる事柄もおありだと思います。
 成功事例、失敗事例、また、悩みなどをざっくばらんに、情報交換、意見交換する場とします。

プログラム(敬称略)※予告なく変更する場合がございます。予めご了承下さい。

* 従来は対面で部屋分けをしてグループディスカッションを行う運営方法でしたが、今回は、初めに5つのライトニングトークを行います。その後、ライトニングトークの講演者ごとにグループ分け、ZOOMのブレイクアウトセッション機能を使用して、グループディスカッションを行い、深い議論を行います。
* ご興味のあるテーマを第三希望まで選びエントリーをお願い申し上げます。(ご希望に添えない場合もございますので、ご了承ください)
ライトニングトーク(15:00-15:40)
lecturer
ライトニングトーク@
「COVID-19禍でのJSS3導入と運用準備+α」
藤田 直行(宇宙航空研究開発機構)

2020年3月のJSS3入札直後にCOVID-19禍となり、システム導入作業と運用準備作業が当初の予定から大きく変化しました。BCP下でのスパコン業務+α実施の中で困ったこと、意外と良かったことを思いつくままにお話しします。皆さんで経験をShareする場にしましょう!

略歴
・1992年 早大院機械工学専攻修了
・同年  科学技術庁 航空宇宙技術研究所入所
・2000年 米国IBM Visiting Scientist ASCI HPSS Project参加
・2006年 宇宙航空研究開発機構 主幹研究員
・2015年4月から 同 スーパーコンピュータ活用課長

lecturer
ライトニングトークA
「愛媛大学におけるグループ活動を主体とした遠隔教育の実施」
遠藤 慶一(愛媛大学)

愛媛大学で2020年度に実施したグループ活動主体の遠隔教育の事例として,アイデアソンとPBL@EHIMEを紹介する。また,これまでに行ってきた遠隔教育に関するノウハウ公開・共有の取り組みについても紹介する。

略歴
2003年京都大学工学部情報学科卒業.
2005年京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻修士課程修了.
2008年同専攻博士後期課程修了.博士(情報学).
2007年愛媛大学大学院理工学研究科電子情報工学専攻助教,2012年同専攻講師,2019年同専攻准教授,現在に至る.
教育工学,情報システム,情報ネットワークに関する研究に従事.

lecturer
ライトニングトークB
「withコロナ時代の教育・研究推進にむけた香川大学の取り組みについて」
八重樫 理人 (香川大)

香川大学は,令和2年4月に大学におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のため「DX化技術支援室」を設けた.本講演では,これらwithコロナ時代の教育・研究推進にむけた香川大学の取り組みを紹介する.

略歴
香川大学創造工学部創造工学科 教授.
香川大学DX化技術支援室 室長並びに,香川大学情報メディアセンター教育システム部会 部会長,学長特別補佐を兼担.
ソフトウェア工学,教育システム,観光支援システムに関する研究に従事.
土日は香川県フットサルリーグにて,干支2週以上年下の選手たちとボールを追いかける日々.

lecturer
ライトニングトークC
「小規模グループによる研究・業務遂行におけるDXとは」
高田 唯史(国立天文台)

コロナ禍において、研究機関における小規模グループによる研究や業務の遂行も大きな影響を受けている。一定数のチームメンバーがリモートワークを主体とする中、チーム内での目標や成果獲得に向けた作業に対する意思統一等に対して、何が障壁になるのか、有効な取り組みは何なのかを議論することを目標に、自分の実体験を交えてお話しすることとする。

略歴
国立天文台天文データセンター准教授。
京都大学理学研究科(宇宙物理学専攻)卒。理学博士。
国立天文台COE研究員、日本学術振興会特別研究員、国立天文台ハワイ観測所助教等を経て現職。
専門は銀河物理学、天文データベースなど。国立天文台・すばる望遠鏡のデータアーカイブシステムの開発・運用等に従事し、現在は、同望遠鏡の広視野カメラ装置が生み出す巨大な天文カタログデータを高速で分析するための新しいデータベースに関する共同開発研究に参加中。大量データに基づいた時系列解析等を用いて活動的な宇宙の進化の研究を進めている。

lecturer
ライトニングトークD
「遠隔講義における実習・演習の事例」
森江 善之(帝京大学)

国家試験合格という出口のある医療系学部において実施した「対面講義では躊躇われる」が効果のあった実習・演習の事例を紹介する。これを元に遠隔講義になって初めて試した講義方法について話し合い共有したいと考える。

略歴
2008年 九州先端科学技術研究所 特任研究員
2011年 九州大学情報基盤研究開発センター 学術研究員
2017年 理化学研究所計算科学研究機構 研究員
2019年 帝京大学福岡医療技術学部 講師
[研究分野、研究テーマ]
大規模並列計算機通信高速化技術
通信アルゴリズム
[所属学会、受賞歴、著書など]
情報処理学会、IEEE

15:40-1600 休憩&グループ分け(20分)
16:00-17:30
グループディスカッション

各講演者がコーディネーターになり意見交換を行います。
最後にコーディネーターがまとめ用の画像を撮影し、翌日の合同分科会で報告します。

17:30〜
フリー懇親会

※有志のみ
さらなる意見交換、もっと自由に意見交換を行いたい方は自由にご参加ください。
各自飲食の準備(アルコール含め)をお願い致します。

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