ホーム > ダウンロード > WG成果報告書 > データマネジメントを意識したストレージソリューションWG 検討結果報告書 > 2.ストレージソリューションの現状

2.ストレージソリューションの現状

2.3.ストレージソリューションにおけるデータマネジメント

2.3.6. データレプリケーション

 データを複製(レプリケーション)する目的は二つある。
 第一の目的はデータアクセスを容易にし、処理性能を向上させるために、データを必要とするシステムに近接させることである。例えば、データウェアハウスにおけるデータ複製がこれにあたる。
 第二の目的はデータの保護レベルを向上させることである。2001年9月11日に起こった同時多発テロの実例が有名である。世界貿易センタービルの崩壊によって失われたデータは、あらかじめ定常的に複製されていたことにより無事復元された。このようにITの災害対策ソリューションにはデータレプリケーションを含む場合が多い。
 なお、ストレージソリューションの観点から言えば、サーバや業務の状況によらずデータを複製することで、第一のメリットが活かせる場合が多いために、データレプリケーションが活用されてきた経緯がある。

SS研について

イベント情報

研究会活動

資料アーカイブ

情報発信

リンク集




鍵マークがついている情報の閲覧にはWebサイトIDが必要です。登録/変更ページへ
Webサイト閲覧時にIDが必要なページには、鍵マークが付いています(当CD-ROM内では不要)。
コンテンツの最新/詳細情報は、SS研Webサイトをご覧下さい。
All Rights Reserved, Copyright© サイエンティフィック・システム研究会 1996-2024