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[特別講演1]
地震と人間被害

講演者


清野 純史(京都大学)

アブストラクト

1995年の兵庫県南部地震では、多くの建物が地震によって倒壊し、この建物の倒壊によって多くの人が亡くなった。2011年の東北地方太平洋沖地震では大津波が防波堤や防潮堤、道路・鉄道や橋梁を破壊し、家屋を飲み込んで多くの尊い命が失われた。本講演では、地震時における人的被害発生のメカニズムについて、地震の揺れと津波に対して定量的な見地から述べる。構造物被害は、そこに働く力とそれが保有する耐力(抵抗力)の大小で決まるが、人が建物の中に住んでいる以上、人間被害の多寡もまた構造物の被害と大きく関係する。そこで、まず成傷器としての建物によって内部にいる人間がどのような被害を受ける可能性があるのかを追跡する。そのために、その構造物が倒壊に至るまでの挙動解析を紹介するとともに、構造物の地震時挙動や内部空間被害と人間被害の関係について述べる。

キーワード

地震災害,人間被害,定量化,構造物被害,内部空間変容

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