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6.AVS入力ファイル自動生成ソフトウエア
このソフトウエアは、パッケージソフトウエアの解析結果を変換するプログラムと、CSVデータを変換するプログラムから成り、入力ファイルを元にAVSの時系列Fielldデータフォーマット・ファイルや形状データフォーマット・ファイルを作成する。
時系列Fielldデータフォーマット・ファイルは、ヘッダー,データ,ステップ情報の3つのファイルで構成される。ヘッダーファイルは、可視化アプリケーションでデータを読み込むときに使用するASCII形式のファイルで、データファイルやステップ情報ファイルの関連付けを行う。データファイルは、格子座標とデータを格納するバイナリー形式のファイルで、Fortranのunformat形式(単精度)で作成する。ステップ情報ファイルは、時系列または複数データのステップ情報を設定するASCIIファイルで、データを可視化するときに画像表示ビューワ一緒に表示される。
パッケージソフトウエアの解析ファイルをAVSの入力ファイルに変換する場合は、アプリケーションごとに作成した専用の変換プログラムを使用する。現在、α-FLOW,Gaussian,MASPHYC,MASPHYC−SPの解析結果が利用できる。例えば、Gaussianの解析結果については、分子軌道表示,振動解析表示,化学反応表示のための変換プログラムを作成した。
CSV形式のASCIIデータをAVSの入力ファイルに変換するプログラムは、次の形式のデータが利用できる。
- 2次元および3次元空間のデータ
- 時系列または複数データ
- 構造格子データ
- 分子モデルデータ
- 移動格子データ
- 離散データ(計算空間は1次元,物理空間は多次元)
この変換プログラムは、次の4種類のプログラムと、CSVデータの項目を並び替えたり、必要な項目を限定するCSVデータ編集プログラムから成る。
- データが一つのファイルに存在する(プログラム名: avsfld )
- データと格子データが一つのファイルに存在する(プログラム名: avsfld1)
- データと格子データが別々のファイルに存在する(プログラム名: avsfld2)
- 分子データとデータが一つのファイルに存在する(プログラム名: avsfldm)
表1 CSVデータ変換プログラムの入力ファイルの形式
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表2 可視化アプリケーション・ライブラリ一覧
<入力データFORMAT>
F: FIELD(構造格子型 データ)フォーマット
S: FIELD(離散型 データ)フォーマット
U: UCD (非構造格子型データ)フォーマット
I: イメージフォーマット (GIF,JPEG,TIFF等)
G: ジオメトリーフォーマット
A: ジオメトリーASCIIフォーマット
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