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5.操作ウインドウ(図6,図7参照)

 VisPlus の可視化アプリケーションを起動すると、次の5つのウインドウが画面に表示される。

  • MultiWindowAppウインドウ
  • Controlウインドウ
  • Parameter Inputウインドウ
  • Object Selectionウインドウ
  • 画像表示ウインドウ

 MultiWindowAppウインドウは、モジュールや表示オブジェクト,ビュー,ライト,カメラ等の操作を一括して行うためのAVSのウインドウである。また、ModuleメニューのTopには、入力データの読み込み操作や表示画像の保存操作を行うVisPlus 専用のInput/Outputパネルが表示される。

 Controlウインドウは、アプリケーションとウインドウを制御するためのウインドウで、パネル上に配置されたボタンを押して、アプリケーションの実行の制御(一時停止や終了)や可視化作業に必要な機能 (Module操作, Object操作,View操作,Capture操作,Camera操作等) をMulti WindowAppウインドウに表示して利用することができる。また、SAVEボタンを押して、画面に表示されている状態をファイルに保存し次回利用することができる。

 Parameter Inputウインドウは、コンポーネント選択パネル,パラメータ入力パネル,Slicerパネル等から成る。Slicerパネルを利用すると、コンター図やベクトル図を格子断面や任意断面でスライスしてアニメーション表示できる。

 Object Selectionウインドウは、表示手法を選択するウインドウで、画像表示ウインドウ上に表示されるオブジェクトの表示/非表示を行う。

 VisPlusは、主にこの5つのウインドウを使って可視化処理を行うが、MultiWindowAppウインドウのInputパネルと、Parameter Inputウインドウ及びObject Selectionウインドウについては、様々な可視化処理に対応するために可視化アプリケーションごとに表示メニューは異なる。


図6 流体向けアプリケーションの使用例


図7 操作ウインドウの形式

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