ナップスターはベンチャーですが、peer-to-peerは、メジャーなコンピュータ産業も目をつけています。
　ユナイテッド・デバイス*2という会社は、癌の薬の開発のプロジェクトをインテルと一緒に進めています。インテルが参画するのは、考えてみれば当然です。ものすごく強力なCPUを次々と世に出しているわけですが、個人ユーザがそんなに強力なCPUをはたしてほんとうに必要としているのか。インテルは、自分たちの宣伝のためにやっているわけではないと言っていますが、余ったCPUパワーを、癌の薬の開発やETの電波の発見など、実用やロマンのために用いることでやはり強力なCPUがいいということにはなるでしょう。