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     ピータードラッガーの「知識は今日唯一の意義ある資源である」という言葉が示す様に、大学経営においても、知識は競争優位をつくり出す為の最も重要な資産です。

     大学は各種の知識の宝庫ですが、様々な知識がバラバラに存在しているケースが多いのでは無いでしょうか。

     Intelligent Searchという情報の検索、マイニングツールを用いて、@Campus内に蓄積された知識を取り出し、結び付け、新しい知識として再利用できる仕組みを構築します。
     例えば、経営者の立場で学内の外部に誇り、宣伝できる材料や、先生方の業績を調べる場合や、実際の学内の研究活動の状況などもこのツールでデータ収集できます。
     また、学生にとっても、参考資料の調査、過去の課題や試験問題の学習などを行うことにより、そのテーマに関する理解を深め、新しい発見に繋がる可能性が有ります。

     知識の獲得、蓄積、共有、再利用のサイクルを支援する仕組みを提供します。

     先ずは、情報システム全体に関する利用方法などのガイダンスや、過去の問い合わせ事例(FAQ)などを整備し、ワンストップサービスを発展させ問題を自己解決できるゼロストップサービスを目指します。
     また、学部、大学の経営資源としての活用、学生・教師の立場での知識の活用を支援する環境を整備しようとするものです。


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