[講演]
「スマートシティ向けの大規模時空間データ解析」
講演者
姜 仁河(JIANG Renhe)
東京大学 情報基盤センターデータ科学研究部門 助教
講演者は2019年東京大学工学系研究科社会基盤学専攻で博士(工学)を取得した後、同大学情報基盤センターデータ科学研究部門の常勤助教に就任した。それと同時に客員研究員として同大学空間情報科学研究センターにも在籍している。大規模な時空間データ解析技術とスマートシティ向けの深層学習技術について、長年にわたって研究してきた。数多くの研究成果を人工知能分野とデータサイエンス分野のトップレベルの国際学術誌(IEEE TKDE, ACM TIST, ACM TDS, ACM TKDD, Neurocomputing)や国際学術会議(AAAI, KDD, UBICOMP, SIGSPATIAL, ICDE, ECML PKDD, IEEE Big Data, MIPR)において発表した。また、2019年経済産業省が主催した「国立公園の観光宿泊者数予測」データ分析コンテストにて1位を獲得した。Yahoo! Japan研究所、NTTドコモ、BlogWatcher、トヨタ自動車等の企業と共同研究を実施し、社会実装へ向け応用可能な時空間データ解析技術に取り組んでいる。現在、東大情報基盤センターでmdxの立ち上げに関する一連の業務を担当している。