第36回通常総会 閉会挨拶
副会長 松尾 裕一(宇宙航空研究開発機構)
本日は第36回通常総会の議事進行にご協力いただきまして、どうもありがとうございました。総会議事に関しましては、議案のすべてが既決され無事に終えることができました。村上会長および事務局のみなさんお疲れ様でした。
招待講演の、JAXAの森田先生、統計数理研究所の樋口先生は、お二人とも非常に多忙な方ですが、SS研のために非常に面白いご講演をいただけて、とても良かったと思います。あらためて御礼申し上げます。
イプシロンロケットに関しては、村上会長から「宇宙の話は爽快感がある」とお話がありましたが、私もそのとおりだと思います。 森田先生から「粘ってみるものだ」とか「世界一を狙わないとだめだ」というお話があり、スーパーコンピュータの開発と通じるものがあるなと思いました。また、CFDを機体設計に使ったとおっしゃっていましたが、CFDはまさにスパコンでやっています。H2の次のロケットの開発にもスパコンがフルに使われる予定です。なお、JAXAの次のスパコンは富士通に決まりましたので、富士通さんどうぞよろしくお願いします。
樋口先生のお話については、難しい部分もありましたが、個人的にはある種の爽快感を感じました。これからのやるべきことの方向を示していただけたように思います。樋口様は懇親会もご参加いただけますので、引き続き懇親会で議論していただければと思います。
本日をもって副会長に就任いたしましたが、松澤様の後を引き継ぎ、村上会長を支え、新しいアイデアなどを出しながら、SS研の発展に尽力してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
では、これにて第36回通常総会を閉会とさせていただきます。どうもありがとうございました。（拍手）
SS研facebookページへ