学生にとってコンピュータ演習室は、講義・演習の場であるとともに、講義終了後はレポート作成や、コミュニケーションをとる場にもなる。最近では、紙媒体ではなくファイルとしてレポートを提出することが多くなっている。それは教員にとっても学生にとってもネットワークにつながっている限りどこからでも課題提示、レポート提出が可能になったからである。また、学生課、教務課等の事務部門から学生への呼び出しや休講連絡も、個人情報保護と伝達の確実性を目指して昔ながらの掲示板からポータルサイト等の電子媒体へ移行しつつある。学生はコンピュータ演習室やコンピュータが置いてある自習室を普段から利用し、情報収集・保存に努めることが多くなっている。そして、学生が扱う各種データはすべてコンピュータ演習室用ストレージシステムへ保存することになる。