大規模化、複雑化するストレージシステムをサーバに接続し、ファイルサーバやリポジトリサーバとしてアクセス可能にするための論理的な記憶空間(ストレージ空間やファイルシステム空間)、アクセスパス、可用性レベルなどのサービスを提供する仕組みが、ストレージ管理である(図2-3) 。 ストレージシステムの管理ソフトウェアは、各ストレージベンダから提供されているが、SNIAが提唱するSMI-Sによってストレージベンダ各社のストレージを同一インタフェースで制御できるような標準化技術も成長してきている。
図2-3:ストレージ管理、データアクセス管理、デバイス管理