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閉会あいさつ

岡村 耕二 (九州大学情報基盤研究開発センター)

本日は長時間にわたりましてどうもありがとうございました。
それから、ご講演並びに最後に有意義なディスカッションをしてくださいましたパネリストの皆様にも、感謝申し上げたいと思います。

あまり時間がありませんが、少し時間があったら言おうかなと思っていたことがひとつあります。
日本に商用インターネットが始まったのは1990年代ですが、当時、インターネット難民という言葉がありました。インターネット難民という言葉は中村 正三郎氏から伺いましたが、当時ISP (Internet Services Provider) の数が非常に少なくて、需要が急に増えると、例えば ISP-Aがよいというと日本中の全ユーザが ISP-Aに申込みに来るんですね。そうすると、サービスプロバイダのハードウェア的なレベルがだめになるので、ISP-Aはだめだということになります。次に別の ISP-Bへということになると、今度は皆が ISP-B のところに行くんです。そういう事象が今から20年前くらいに、インターネットサービスが始まったときに日本にありました。
クラウドも結構似たような感じがするのかなというのを、聞きながら思っていました。つまり、現状日本ではあまりクラウドが導入されていませんが、例えば政府が補正予算などをつけてくれて、日本の大学は全部クラウドを使いなさいということになると、今日、事例で出たMicrosoftやGoogleなどはハードウェア的なことや人的なことなど全部、トラブルが起こった時に大丈夫なのかなというのを、聞きながら思いました。それを本日の講演者の内田さん達に聞こうかなと思っていたのですが、時間の関係で聞くことができませんでした。
今から懇親会がありますので、そういった話をいろいろしながら、また理解を深めていただけたらと思います。

本日はどうもありがとうございました。(拍手)

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