(株)富士通研究所 田村 泰孝
集積回路の性能であれ誰かの給料であれ何かを瞬時に1000倍に するのは難しい。しかしある程度時間をかければ大抵のものは 100倍、1000倍にできる。それにはネズミ算、正帰還など指数関数的トレンドを生み出す仕掛けを使えばよい。Moore 則もそのようなトレンドの一つである。本講演では指数関数的トレンドを巡って集積回路の世界で生ずる様々な限界、錯誤、そこから生ずる諸々の課題を講演者の経験に基づき紹介する。
regeneration, 蓮の葉のクイズ, 通信ボトルネック, 高速I/O, Mooreの法則