日本大学 総合学術情報センター
吉田 誠、相川 成周
レポート・就職活動・緊急連絡網などメールに対する信頼性や即応性という 「サービスの質」が問われている。さらに日本最大の学生数を誇る日本大学という事実はシステム構築の上で「量」として多大なコストを要求する。もちろん日々増え続ける迷惑メールについては頭の痛い問題である。この「サービス の質」と「量」という相反する命題を解決するために我々はGoogle Apps Education Editionを選択した。一方導入に際しては、学内の旧態的な意識改革を進め、Google側の広告掲載及び契約費用無料等、今までないサービスの概念を浸透させ前例のない契約に至った。
本プログラムではGoogleを理解し協調に至るまでの導入経緯と個人情報を守りつつGoogle AppsをSaaSとして積極活用している「NU-AppsG」について解説する。
Google Apps、SaaS、個人情報