VisTrace

〜シミュレーションデータのリアルタイムな虫眼鏡〜

宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 藤井 孝藏
富士通(株) 計算科学技術センター 中島 拓之,小笠 温滋,森屋 光弘
東洋大学工学部 田村 善昭

[目次] [|←先頭ページ] [←前ページ] [次ページ→] [最終ページ→|] [論文] [PDF形式] [質疑応答]

可視化クライアントとしてPOST君と呼ばれる私たちが開発し,使っているソフトウェアを利用した場合の例です.左下がサーバ画面で,シミュレーションが実行されている様子を示しています.右上がVistraceを立ち上げた画面,こちらもサーバー側の画面です.右下がクライアント側でVisTrace対応のポスト君を立ち上げた画面です.デバッグ用に成っているのでデータを取りに行くたびに表示がでていますが,このウィンドーから通常POST君で利用している(表示面の変更,関数の変更,...など)さまざまなコマンドを入力することができます.また,拡大図を示す子画面を開くとか,キーで視点を変更するとか,画面内スケールの拡大,縮小をするとか,POST君の持つ機能はすべて利用できます.左上は実際に画像が表示されているウィンドーです.3次元翼と翼面上の圧力分布,加えてある断面の等高線が表示されていますが,時々刻々変化する実行中のシミュレーションデータに対してこれらの変更ができます.