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8.おわりに

 数値シミュレーションの解析結果や実験データを可視化するシステムVisPlusについて紹介した。このシステムを利用すると、身近にあるデータを容易にAVSの豊富な機能(表現手法,レンダリング,画像処理)を使って可視化処理を行い、結果をファイルに保存することができる。

 今後は、可視化アプリケーション・ライブラリの種類を増やして適応範囲を広げ、操作性や実行性能の向上をはかる予定である。AVS入力ファイル自動生成ソフトウエアについては、対応するパッケージソフトウエアを増やし、順にサポートしていく予定である。

 なお、Gaussian(分子軌道計算)の解析結果の可視化にあたっては、岐阜大学地域科学部の和佐田裕昭さんが作成したMOPLOTという分子軌道関数値計算ソフトウエアと連携をとっている。

 最後に、いろいろアドバイスして頂いた富士通長野システムエンジニアリングAVSサポートセンターの方々に感謝いたします。


<参考文献>
 (1)AVS/Express マニュアル
 http://www.kgt.co.jp/library/trial/avs/index.html


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