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汎用VRシステムの活用研究 活動計画

活動方針

 可視化は、実空間において見えているもののほかに、見えないものを視たり、見えない関係を探ったりすることで、人間に示唆や知見を与える。しかし、見る者の興味を強く引き付けるような画像がふんだんにゲームで使われ、また、可視化といえば計算機シミュレーションの結果を画像にすることを指すという限定的な見方があるなど、可視化はある特定の分野で先行しているのが現状である。
 他方、UnityやUnreal Engineに代表されるゲーム用の開発エンジンは、Oculus Rift、HoloLensなどの先進的なデバイスを広くサポートすることからVRシステム開発のプラットフォームとして注目を集めてきている。さらにHMDのVR装置やゲーム用の入力/出力デバイスは、先進的であるにもかかわらず、CAVE装置と比べ格段に安価であり、大学や研究機関に限らず、広く一般に普及し始めている。しかし、これら開発用エンジン・先進的デバイスの関連書籍やインターネット上の情報はゲーム開発用の情報ばかりであり、ゲーム開発以外の分野に適用するための情報は不十分である。
 ゲーム業界やシミュレーション研究で先行している可視化技術は、幅広く科学技術・教育分野に活用できる可能性を秘めている。
 本WGでは、ゲーム分野で使われているが、科学技術・教育分野ではあまり使われていない入力/出力デバイスやプログラム開発基盤を、シミュレーション研究のみならず、工学や生物学、医療、防災を含む人間社会科学など、様々な科学技術分野や教育現場などで活用するためのインフラとする技術情報、および、活用ノウハウを調査し、俯瞰的な情報の提供を目指す。

進め方

  • 活動期間:2年間程度(2018年3月〜2020年3月)
  • 会合開催:年4回、計8回程度

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