昨年度までの第1期活動では、ヒューマンフレンドリロボットに関する以下の検討を行った。
検討の結果、現状の技術で可能な支援できる分野は、エンターテインメント、案内、運動等、非常に限られること、そして、それを打破するためには、ニューラルネットワーク等の研究の成果をロボットに搭載することが必須であること、制御系は非線形ニューロンや線形ニューロンで可能なこと、制御・認識等の連帯・融合がニューラルネットワークでできる可能性があること、等々がわかった。
これらの検討結果を受けて、今後は更なる議論・検討が必要であり、情報処理技術の他分野への応用も視野にいれなければならない。これまでの成果で、研究分野の絞込みができたため、今後は、この絞り込んだ分野に対し独創的な成果を挙げることを目指す。
活動方針に沿い、下記のとおり、統合的なロボット環境の議論・検討や本技術の他分野への応用を議論・検討していく。