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タスクフォース「日本の科学技術への貢献」
2010年度活動計画

活動方針

我が国の国際競争力の向上には、科学技術の発展とその産業への応用による製品競争力の強化が欠かせないが、それを可能にする世界最先端のスーパーコンピュータの継続した開発とそれを可能ならしめる独自開発能力の維持・向上は必要不可欠であろう。また、こうした最先端のスーパーコンピュータを開発・活用していくことが、今後の国際競争力の源泉になるという社会的コンセンサス作り、すなわち市民へのPR活動、教育現場への啓蒙活動などが米国と比較して大きく見劣りしているのは否めない所である。こうした観点にたち、タスクフォース1では、2010年度の活動としてタスクフォースで取り組むべき7つの視点のうち、 ・民との連携、 ・市民へのアピール/裾野拡大/人材育成 ・国の予算を使った活動 について施策・計画の策定を行い、可能なものについては実行に移していく。国の予算を使った活動については、タスクフォース1で取り組むテーマに加え、我が国の科学技術力の強化やスーパーコンピュータを含めたハイエンドコンピューティング分野の底上げ、今後の強化のために必要となる課題を検討し、官(国)が行うべき事業について提案していくとともに必要な予算措置について提言していく。他方、2012年に本稼働を迎える次世代スーパーコンピュータについては、その連携について具体的なアクションを検討する。多くの研究者等に活用され優れた成果が創出されるべきとの観点から、戦略的利用(国家的見地から取り組むべき課題)以外にも一般的利用が設定されるため、タスクフォース1ではこの一般的利用において、利用者が自らの研究の促進に円滑かつ有効に活用できるように運営主体に対して情報の提供を求めていく。

活動内容

以下の施策の検討を行い、実行可能なものから作業に着手する。

・「民との連携」 次世代スパコンの民間利用についてヒアリングし取り組むべきことを検討する。

・「市民へのアピール/裾野拡大/人材育成」 都内有名校を対象としてプログラミングコンテストの開催や計算機科学と計算科学を体系的に学べる機会の提供の検討などを行う。

・「国の予算を使った活動」 日本版HPC法の制定など次々世代スパコンに向けて取り組むべき課題等を整理し、国へ提言することを検討していく。

活動の進め方

会合開催:年4回程度

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