合同分科会 2015年度活動計画
活動方針
様々なデータが大量に蓄積され、その利用により我々の生活が便利になっている。その中でも、誰もが自由に利用できるオープンデータが着目されており、日本政府もオープンデータ活用に向けた動きを見せるなど、データ資源の活用としての裾野が広がっている。オープンデータの蓄積や活用は、IoTの普及で身近なところに浸透していき、どんどん便利な世界になっていく。その中で、セキュリティの視点で、データの提供や利用においてどのような問題や課題があるかを認知しておきたい。
そこで今年度は「オープンデータとセキュリティ」というテーマで、データの収集、活用、安全性というキーワードでディスカッションしていきたい。
また、若手討論会として、若手研究者の研究環境面(雇用形態,育成,将来計画など)で抱える課題について、パネルディスカッションを企画した。ざっくばらんに本音で議論を行い、課題を共有しより良い研究環境の実現に寄与したい。
活動内容
■開催日:2015年10月29日(木)〜30日(金)
■開催場所:ホテルオークラ神戸
■メインテーマ:「オープンデータとセキュリティ」
■具体的内容:
<特別講演>
- 1)「タイトル未定(OpenStreetMap Foundationでのオープンデータ活用について)」/ 古橋 大地 (青山学院大学)
- 2) 「タイトル未定(オープンデータの現状と科学について)」 / 岩田 修一 (東京大学/事業構想大学院大学)
- 3) 「タイトル未定(AWS(Amazon Web Services)におけるセキュリティについて)/ 吉荒 祐一 (アマゾンデータサービスジャパン)
- 4) 「タイトル未定(富士通のオープンデータ活用技術の取組み)」 / 湯上 伸弘 (富士通研究所)
<分科会代表報告>
- システム技術計算分科会
- 研究教育環境分科会
- 科学技術計算分科会
<討論会>
- テーマ「若手研究者の研究環境を考える(仮)」
- モデレータ:丸山 宏 (統計数理研究所)
- パネリスト:榎木 英介 (近畿大学)、八代 嘉美 (京都大学)、横山広美 (東京大学)、高橋 啓 (統計数理研究所)、河合 宗司 (東北大学)、久門 耕一 (富士通研究所)
<その他>
- 懇親パーティ
- 展示(講演者、会員機関、富士通から出展予定)